高性能コンパクトセダン「アウディ RS3セダン」が熱い!

3月下旬、アウディA3セダンのトップアスリートこと「RS3セダン」が発表された。RS3セダンは言うまでもなくA3シリーズの中でもっとも高性能であり、コンパクトセグメントの中でも世界最速の1台に数えられるモデルだ。

搭載するエンジンは、TT RSと同じく新開発の2.5リッター直5ターボ。最高出力400ps/最大トルク480Nmというパワーを自慢のクワトロを介して余すことなく路面へと伝える。

しかも、480Nmの最大トルクを1,700~5,850rpmという実に幅広い回転域で発生するため、アクセルをぐぃっと踏み込んだときの加速はもちろん、ストップ&ゴーの多い市街地でもターボラグの無いスムーズな走りが楽しめる。

また、5気筒エンジンは1-2-4-5-3の順に隣り合っているシリンダーと離れているシリンダーが交互に点火されていく仕組みになっているため、独特のリズムとサウンドが奏でられる。

そのほか、シャシーやスポーツサスペンション、ステアリング、ESCの制御プログラムなども、RS専用にチューニングされている。

内外装の仕立ては、まさに“上質スポーツ”という趣き。拡げられた前後トレッドやそれに伴って膨らんだホイールアーチ、19インチのアルミホイールなどが、スポーツモデルらしい迫力を生みだしている。

ドアを開ければ、黒と赤によるクールな内装やダイヤモンドステッチが奢られたスポーツシート、フラットボトムの専用スポーツステアリングなどが、ドライバーを高揚感とともに出迎えてくれる。

またフルデジタル式ディスプレイの「バーチャルコックピット」には“RSモード”が用意され、タコメーターを中心に、トルクやGフォースといったドライビング情報が表示される。価格は785万円。デリバリーは7月上旬にスタート予定。

(zlatan)

画像元:アウディジャパン