春を満喫する南あわじ温泉郷「南淡路ロイヤルホテル」

淡路島の春は花々が咲き乱れ、甘く柔らかい新たまねぎが収穫を迎え、鳴門海峡の渦潮は大きな渦を造形する。

淡路島には数多くの温泉が湧き出る。「洲本温泉」や「南あわじ温泉郷」が特に有名な温泉地。今回は南あわじ温泉郷にあるリゾートホテル「南淡路ロイヤルホテル」を紹介しよう。

「南淡路ロイヤルホテル」は淡路島の南部、鳴門海峡を見渡す高台に建つ大型リゾートホテル。広い駐車場から見える南国風の白い建物がリゾート感を醸し出している。

客室は和室・洋室・ファミリールームなど全330室。海側と山側の部屋があるので海側の部屋のリクエストをお勧めする。

宿泊した部屋は海側の洋室ツインルーム。スペアのルームキーもあるのが嬉しい。

窓からはホテルに囲まれるように作られたプールの向こうに鳴門の海という抜群のロケーション。右手の方向に鳴門大橋の姿とその先の鳴門市も見渡せる。

窓際にテーブルとソファのセットがあるのでスタンダードながらゆったりと寛げる広々とした部屋である。

温泉大浴場があるので浴衣に着替えて部屋を出る。7階のフレンチレストラン以外は浴衣での移動は可能と確認してはいるもののホテルの部屋から浴衣で出かけるときは少し緊張するのが常である。

大浴場は地下1,000メートルから湧き出る天然温泉を露天風呂と大浴場に引く。サウナが完備され、韓国アカスリエステやクイックマッサージで旅の疲れも癒される。

食事処は別棟にある別邸「いろり焼 松柏亭(しょうはくてい)」のほか、館内には7階のフレンチレストラン「ブルージュ」、1階に中国料理レストラン「暢叙園(チャンシュウエン)」、地下1階に和風レストラン「播磨灘」、居酒屋風レストラン「味のれん うず潮」などバラエティに富み、ファミリーやビジネス、記念日での利用など多彩に対応。

吹き抜けのティーラウンジも広々とした空間で窓からの景色を眺めながらリラックスできる。

朝食は1階ダイニングルーム「四季」にてビュッフェ形式でいただく。それぞれの料理にはカロリーの記載がある。

サラダのドレッシングはサウザンアイランドと和風・洋風のオニオンドレッシングの3種類。淡路島牛乳や淡路島のオニオンスープなど地場の食材があるのも嬉しい。

朝食後には朝の温泉を愉しみ、淡路島の花畑めぐりの前に爽やかなスタートができる宿であった。

 

住所:兵庫県南あわじ市福良丙317番地

電話:0799-52-3011

南淡路ロイヤルホテル 公式サイト:http://www.daiwaresort.jp/awaji/

 

(小椚萌香)