3月23日(木)に開催された世界最大の腕時計見本市「Baselworld 2017 (バーゼルワールド 2017)」で、コネクテッド・ウォッチ「VELDT LUXTURE (ヴェルト ラクスチュア)」がお目見えした。
小型かつ薄型でラグジュアリーな佇まいを持ち、ベゼル下に隠されたLEDの間接照明が、スマートフォンと連動した情報を美しく表示する。
新たなコネクテッド・ウォッチ「VELDT LUXTURE」のテーマは、“光ある未来”。
不規則になりがちな生活リズムを自然な光を取り入れることでリセットし、大事な情報だけを光で通知し不要な情報量を軽減することで、ポジティブなサイクルを創り出す「ライフ:テック リバランス」というヴェルトのビジョンのもと開発された。
ユーザーが1日のどの時間帯に光を浴び、活動し、睡眠したかを計測することで、生活リズムの改善をサポートするライフリズム・アシスタント機能を装備している。
これは国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターとの共同開発によるもの。精緻な睡眠判定アルゴリズム“VENASS”(ヴェナス)を搭載し、1日のどの時間帯に光を浴び、活動し、睡眠したか、センサーで精緻なデータを取得することにより、ユーザーが快適に過ごせる生活リズムを可視化するグラフアプリを提供する。
睡眠と活動量は健康維持を維持するうえでも大事なポイント。スマートに健康管理がしたい人にもおすすめだ。
そして、「VELDT LUXTURE」では、腕時計としての形状と情報表現の美しい調和をテーマとしてデザインを追求している。
文字盤に光で情報を通知するLED“VIVID LOOP”(ヴィヴィッド ループ)には間接照明を採用。
外周からの柔らかい光で情報の視認性を確保できるように、文字盤の中心が盛り上がった“ボンベ・ダイアル”を採用し、現代版にアレンジ。
外形には“VELDT BEAK”(ヴェルト ビーク)と呼ぶ、12時と6時方向の突起から流れるようなシルエットを取り入れ、裏面にもカラーガラスを採用する等、洗練されたスタイルだ。
新製品はiOSとAndroidを搭載したスマートフォンに対応し、2017年冬以降を目標に市場へ投入する予定で、価格はエントリーモデルが5万円前後、ハイエンドモデルは20万円超を予定だ。