さらに大きく高級感を増した「新型 MINIクロスオーバー」は、上級セグメントへとステップアップした“プレミアム・コンパクトSAV（スポーツ・アクティビティ・ビークル）”として新たなスタートを切る。

また、売り上げの80％を超えていたディーゼル人気を受け、今回からガソリンエンジンが姿を消し、ディーゼル・3グレードと秋に導入予定となるMINI初のプラグインハイブリッド（PHV）で展開する。

ボディサイズは全長4315×全幅1820×全高1595mmで、先代よりも195mm長く、30mm広く、45mm高く、全体的に大きくなった。ガッシリとしたショルダーラインやスクエアなヘッドライト形状も相まって、より“SAV”らしい逞しさが感じられる。

内装の仕立ては、見た目的にも機能的にもプレミアムを名乗るに相応しい上質感をまとう。

今回から電動パーキングブレーキやメモリー機能付き電動フロントシートを採用するほか、リアシートは40：20：40分割可倒式かつバックレストの角度調節も可能にしている。さらにテールゲートのイージーオープナー機能やピクニック・ベンチと呼ぶ新アイテムも追加している。

ディーゼル・3グレードは、すべて2.0リッター直4ディーゼルターボと8速ATの組み合わせ。「クーパー D」は最高出力150ps／最大トルク330Nm／燃費21.2km/L、その4駆モデル「クーパー D ALL4」は同パワー／燃費21.3km/Lをマークしている。

トップグレードの「クーパー SD ALL4」は、最高出力190ps／最大トルク400Nm／燃費20.8km/L。より力強い走りをエコノミーに楽しむことができる。

また、秋に登場するPHVの「クーパー S E ALL4」は、ガソリンエンジンで前輪を、モーターで後輪を駆動し、最高時速125km／最長40kmまでのEV走行も可能としている。充電は200V電源で約3時間。これまでのMINIとは一味違う走りに期待が高まる。

■グレードおよび価格
MINI クーパー D クロスオーバー＝386万円
MINI クーパー D クロスオーバー ALL4＝414万円
MINI クーパー SD クロスオーバー ALL4＝483万円
MINI クーパー S E クロスオーバー ALL4＝479万円

（zlatan）

画像元：BMWジャパン