新型ティグアンは、VWらしい質実剛健な作りとエモーショナルな要素が融合したコンパクトSUVだ。
ボディサイズは、全長4500(先代比+70)×全幅1840~1840(同+30~50)×全高1675mm(同-35)。先代よりも長くワイドで低く構えたスタイルと直線基調のシャープなラインによって、よりスポーティに、よりスタイリッシュに生まれ変わっている。
インテリアの上質感も増し、ラゲッジスペースも先代から+145Lの615L~最大1655Lを確保してSUVとしての機能性を高めている。
また、純正インフォテイメントシステムを通じたモバイルオンラインサービス「VW カーネット」による“つながる機能”も充実させている。
安全装備も見逃せない。全車速追従機能付きアダプティブ・クルーズコントロールや緊急時の自動ブレーキ、駐車支援のパークアシスト、衝撃吸収ボンネットを全車に標準装備。上級グレードではレーンキープアシストなどによる半自動運転を実現している。
パワートレーンは、1.4Lという排気量とは思えないほど快活な直噴ターボ(150ps/250Nm)に6速DSGを組み合わせ、アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムはもちろん、気筒休止システムまで採用している。JC08モード燃費の16.3km/Lは、クラストップレベルの数値だ。
ここまで見ていくなかでは隙のない印象も受けるが、物足りない部分もある。ひとつは駆動方式がFFのみで、SUVなのに4WDが設定されていないこと。
もうひとつは前代未聞のディーゼル不正問題が収束していないという側面があるものの、ディーゼル導入が遅れに遅れていること。「4WD+ディーゼル」を待っているユーザーはきっと多いはずだ。
■グレードおよび価格
ティグアン TSI コンフォートライン=360万円
ティグアン TSI ハイライン=433万2,000円
ティグアン TSI R-ライン=463万2,000円
(zlatan)
画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
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