伊東市大室山の麓にある「伊豆シャボテン動物公園」。
伊豆のテーマパークとしては古くからある施設なので行ったことのある方も多いのではないだろうか。
サボテンの展示のほか「元祖カピバラの露天風呂」、アニマルショー、放し飼いの動物とのふれあいも体験できる子どもから大人まで楽しめる施設だ。
今年の干支は「酉」。パーク内には「鳥」も多く生育されている。
まず出会ったのはクジャク。檻から逃げ出したのではないかといぶかりたくなるが放し飼いにされている。鮮やかなブルーとグリーンの羽根が美しい。
極彩色の羽根をまとったインコが群れているコーナーもある。飛んで逃げて行かないのが不思議だ。
広場で出会ったのはモモイロペリカン。
よたよたと歩みはゆっくりしているが大きな体と大きな嘴で近くで見ると迫力満点。
バードパラダイスでは大小さまざまな鳥が頭の上を行きかうのに気を取られていると不意に足元に現れる鳥に驚かされる。
動かないことで知られている希少な鳥「ハシビロコウ」や色鮮やかなフラミンゴも放し飼いにされている。
シャボテン動物公園というからにはシャボテンの温室も観覧しよう。
高原竜温室入口から中に入ると、南アメリカ館、アフリカ館、森林性シャボテン館、マダガスカル館、メキシコ館とテーマに沿ったサボテンの展示場が通路でつながっている。
世界各国から集められた1,500種類のサボテンは量・大きさともに圧巻の見ごたえ。
シャボテン温室の終盤にあるシャボテン狩り工房には、大きく育ったサボテンから、ミニサイズのサボテンが所せましと並んでいる。
寄せ植えになったものや可憐な花の咲いたものなど、ちょっと記念に買って帰りたい気にさせられる。
極め付けはシャボテンパイキング。割り箸を手に巷のパン屋さんでパンを選ぶようにトレーに次々と載せてしまうのだ。
水のやり過ぎに注意すれば難しい植物でもないので良しとしよう。
「伊豆シャボテン動物公園」の前売り入場券付きプランのあるパートナーズホテルは「伊東ホテルニュー岡部」、「ホテルアンビエント伊豆高原」、「ホテルヴィラージュ伊豆高原」、「ホテルラヴィエ川良」。
伊豆に宿泊の際は伊豆シャボテン動物公園を訪れてみてはいかがだろう。
伊豆シャボテン動物公園公式サイト:http://izushaboten.com/
(小椚萌香)