JBL創立70周年を記念したスペシャルエディションモデルが、いよいよ発売する。
世界最大級のオーディオブランド。JBLは、カルフォルニアで美しい外観とプロ・サウンドを両立した家庭用スピーカーの開発を目指して設立。
以来、世界中のあらゆる音楽が関わるシーンで、プロアマ問わず信頼を得て、愛用されている。
JBLのスピーカーを録音スタジオや映画館などが採用し、プロも信頼するようになったのは4300シリーズのおかけだといっても過言ではない。
1970年代初期に発売した3Wayブックシェルフ型スタジオモニター「4310」は、4300 シリーズの原型となったモデル。
この「4310」のデザインを引き継ぎ、最新のスタジオモニタースピーカーで必要な音響性能を満たしたのが、12月下旬販売予定の3ウェイ スタジオモニタースピーカー「4312SE」だ。
搭載される12インチ(300mm)径ウーファーは上位モデルの「4429」と同じもので、強力なエネルギー感と高解像度の音質を実現した。
1インチ(25mm)径アルミ・マグネシウム合金ドームツイーターを採用することで、超高域までスムーズで伸びやかな音と驚愕の透明感を獲得。
5インチ(125mm)径パルプコーン・ミッドレンジを採用することで、ゆがみを抑制して明瞭度を高め、鮮明で自然なボーカルの再生を実現する。
更に、モニターに求められる高純度かつ粒立ちの良い音にするために、ウーファーにローパスフィルターを追加したピュアな3ウェイネットワークを新設計した。
4312シリーズならではのホワイトコーンも採用し、創立70周年記念モニタースピーカーにふさわしい仕上がりとなった。
JBLのスピーカーは、オーディオファンにとって特別な存在。今回発売されるモデルを入手すれば、JBLが音楽業界に刻んだ足跡と進化が、音を通じて感じられるかもしれない。
(塩田健)