「アウディ A4シリーズ」と「ボルボ XC90」が争った「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は、60名による投票でわずか4点差という大接戦だった。
満遍なく評価された「A4」と、一部から高得点を獲得した「XC90」という図式は、クルマのキャラクターを物語っているようで面白い。
イノベーション部門賞は運転支援システム・プロパイロットを搭載した「日産 セレナ」、エモーショナル部門賞はコンパクトFRスポーツとしての高い完成度を誇る「BMW M2クーペ」、スモールモビリティ賞はありそうでなかった軽自動車を提案した「ダイハツ ムーヴキャンバス」がそれぞれ獲得した。
そのほか10ベストカーには、「ホンダ フリード/フリード+」「ジャガー F-PACE」「アバルト アバルト124スパイダー」「メルセデス・ベンツ/メルセデスAMG Eクラス」が選ばれている。
特別賞には、ノミネート基準に満たないものの「ホンダ NSX」が選ばれた。
ハイブリッド技術を中心とした世界屈指のハイテク・スーパースポーツは、確かに後世に名を残しておくべきモデルだ。
果たして、2017年はどんなクルマが登場するのか。
2017年は東京モーターショーが開催される年だけに、各メーカーもさらに力を入れてくるはず。ユーザーとしてはさらに楽しみが増えそうだ。
(zlatan)
画像元:富士重工業ほか自動車メーカー各プレスサイト
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