健康志向を背景に、マラソンがブームとなっている。
フルマラソンを走る市民ランナーも珍しくなく、いまや海外のマラソンに参加するという強者も多いのだとか。
海外のマラソン大会にもトライしたい人におすすめなのが、2017年に39回目を迎えるオーストラリアの市民マラソン大会「ゴールドコーストマラソン」。
第2のホノルルマラソンともいわれており、特に日本人ランナーに人気の大会だ。
クイーンズランド州政府観光局の日本事務所は、同マラソン大会のエントリーが12月6日(火)に始まったと発表した。
南半球にあるゴールドコーストは1年で最も涼しい時期にあたり、マラソンには最適な気候。
日本との時差もわずか1時間のため、体調を整えやすく、さまざまな種目の中から自分のレベルにあった競技に参加出来る。
コースは高低差が少なく走りやすいことから、初心者、記録更新を目指すランナーには特におすすめしたい。
2017年大会は7月1日(土)~2日(日)に開催し、オーストラリア国内のみならず、海外からもさらに多くの参加者が期待されている。
種目は昨年同様、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロラン、5.7キロウォーク&ラン、2㎞&4㎞ジュニア・ダッシュ、車椅子フルマラソン、車椅子15㎞マラソンと数多くあり幅広い層が楽しめる大会だ。
一方、2014年1月に国際陸上競技連盟(IAAF)による世界の主要ロードレース格付け制度において最高位のゴールドラベルを取得した同大会は、アフリカ、日本などから多くの有力選手を招待しており、大会記録が塗り替えられている。
2015年大会はケニアの選手が大会新記録で優勝したほか、2016年には女子マラソンで堀江美里選手が大会新記録で優勝した。
このようなエリート選手の走りを間近に見ながら走ることが出来るのも、ゴールドコーストマラソンの特徴のひとつだ。
日本人参加者向けの大会関連イベントとしては例年通り、フルマラソン前日にモーニングラン、フルマラソン当日の夕方からはアフターパーティーが予定されている。
日本からは、カンタス航空が成田空港からブリスベン空港まで、ジェットスター航空がゴールドコースト空港まで直行便を運航。このほか、カンタス航空および全日空がシドニー経由で羽田空港から、日本航空が成田空港から運航する。
美しい海岸線に沿った「ゴールドコーストハイウェイ」を南北に走るコースで、潮風を浴びながらの最高の走りができるに違いない。
大会サイト:http://gcm.jp
クイーンズランド州政府観光局サイト:http://queensland.com/
大会映像:https://www.youtube.com/user/GCMarathon