2017年早々にも日本デビューを迎える新型カマロ/カマロコンバーチブルは、フルモデルチェンジを受けた6世代目。
全体の雰囲気は先代からのキープコンセプトだが、実は全長×全幅×全高いずれもコンパクトになっていて、より引き締まったマッチョボディや俊敏なフットワークを売りとする。
心臓部に収まるエンジンは、伝統のV8はもちろん、カマロ初の直噴ターボを採用したことも大きなトピック。
6.2Lという大排気量V8(最高出力453ps/最大トルク617Nm)搭載モデルは、男心をくすぐるエグゾーストノートとともに怒涛の加速を実現し、マッスルカーの醍醐味を味わわせてくれる。
新開発の2.0L直4・直噴ターボ(同275ps/同400Nm)を搭載するモデルは、日本の道路環境では十二分な加速力と目くじらを立てないですむ燃費性能を両立している。
走りもさることながら、パワーみなぎる雰囲気や非日常的なスタイルを楽しむ新時代のマッスルカーだ。
新型カマロはアメリカンフットボールのポジションでいえば、加速力や機敏さ、さらにはパワーも求められるランニングバックのようなクルマと言えるだろう。
インテリアの装いは先代から様変わりし、一気に先進的なコックピットとなった。
シフトレバー前に鎮座していた4つの計器類は姿を消し、メーター内の液晶モニター表示に集約された。また、パドルシフトや電動パーキングブレーキ、4種類のドライブモードなども備える。
右ハンドル仕様の導入は見込み薄だが、マッスルカーを選ぶような人なら、そんな細かいことは気にしないのかもしれない。
(zlatan)
画像元:GMジャパン
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