国内におけるコンパクトSUV市場は、4~5年前に比べて約2倍と拡大傾向にある。そこに送り込むトヨタの自信作が、新型「C-HR」だ。
デザインはご覧のようにかなり大胆で、SUVでありながらクーペのような“新ジャンル感”を狙って描いている。
今回明らかになったのは「走り」と「グレード構成」、「安全装備」についての情報。
まず「走り」については、低重心&高剛性がウリの新世代プラットフォーム・TNGAをベースに、スポーツカーの「86」でさえオプション設定のSACHS(ザックス)アブソーバーを標準装備して足回りを強化するなど、SUVの基準を大きく上回る走行性能を与えたようだ。
「グレード構成」は、1.8L直4+モーターによるハイブリッド仕様の「S」とその上級グレード「G」、1.2L直4ターボ仕様の「S-T」と同じく上級グレードの「G-T」というシンプルなもの。
駆動方式は4WDのみ。最小回転半径は5.2mで、街中での取り回し性にも優れる。
「安全装備」は、現段階でのトヨタ最高レベルとなる衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備。
歩行者検知機能付プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)、オートマチックハイビームがすべてに備わる。
一般ユーザーに向けた先行サーキット試乗会は、11月26日(土)に富士スピードウェイのショートサーキットで開催する。
応募者から抽選で最大96名という狭き門だが、幸運にも権利を得た方はその目で見て、触って、乗って、じっくりと新型C-HRの実力を確かめてみてほしい。
イベントの詳細と応募は公式サイト(http://toyota.jp/c-hr/testdrive)から。締め切りは10月23日(日)だが、うっかり忘れないうちに早めに応募しておきたい。
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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