テスラ モデルXは、日本市場における市販車として初めての100%電気自動車SUV=「E-SUV」。全長5037mm×全幅2070mm×全高1680mmの大柄なボディに、7人が乗れる3列シートを備える。
まず目を惹かれるのは、翼のように開くリアドアだろう。
テスラが「ファルコンウィングドア」と呼ぶリアドアは、上方へとスムーズにせり上がってから横に開くため、左右にわずか30cmほどのスペースがあれば安全に開閉することができる。
開口部が広いため、後部座席へのアクセスはもちろん、チャイルドシートに子供を座らせるといった動作もスムーズで快適だ。
動力源のバッテリーはフロア下に敷き詰められる。
これにより、他のSUVにはマネのできない低重心を実現。背の高さゆえの横転リスクが減少するだけでなく、走りの安定感やコーナリングの気持ちよさにも直結している。
ラインナップはバッテリー容量(4種類)とモーター性能(2種類)によって、エントリーの「60D」からハイエンドの「P100D」まで、全5モデルが用意される。駆動方式はすべて前後デュアルモーターのAWDになる。
「60D」はシステム出力=422ps、0-100km/h加速=6.2秒、1回の充電による航続距離=355km。スゴイのは「P100D」で、システム出力=539ps、0-100km/h加速はスポーツカーも真っ青の3.1秒、航続距離は542kmだ。
モデルXは、9月16日から直営店の「テスラ青山」、17日から「テスラ心斎橋」で展示され、オンライン予約(https://www.tesla.com/jp/modelx)も始まる。今から予約した場合、デリバリーは最速でも2017年の春以降になるとのこと。
■グレードおよび価格
モデルX 60D=895万円
モデルX 75D=999万円
モデルX 90D=1,151万円
モデルX P90D=1,381万円
モデルX P100D=1,611万2,000円
※バッテリーとドライブユニットの保証=8年間距離無制限、車両保証=4年間or走行距離8万kmまで
(zlatan)
画像元:テスラジャパン
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