「アゲーラ RSR」は、そもそも限定25台の「アゲーラ RS」をベースとし、特別なアップデートを施したスペシャルモデル。3台すべてを日本向けに輸入するだけでなく、すでに2台の購入者が決まっていて、残すは1台のみという状況にも驚く。
搭載エンジンは自社チューンの5.0リッターV型8気筒ツインターボで、最高出力は865kW(1160hp)/7800rpm、最大トルクは1280Nm/4100rpmを放つ。
レッドラインを8250rpmに設定したスーパースポーツらしい心臓だ。
また、シャシーや中空ホイールなどの随所にカーボンファイバーを採用して軽量化を図った結果、車重は1395kgに抑えられている。
エアロダイナミクスもボディの全方位(前後左右+下面)にわたって追求しているほか、「One:1」譲りのルーフから伸びるタイプの可変リアスポイラーやルーフ後端のエアインテークなどには、「RSR」専用のエアロデザインも見られる。
カーボンとレザーをふんだんに奢ったコックピットの装いは、レーシーかつハイグレードだ。ケーニグセグならではの剥き出しの野生と高貴な香りが入り混じる。
ちなみに、ルーフは取り外し可能でボンネット内の収納スペースにピタリと収まる。
ケーニグセグ・ジャパンは、年内にも都内にショールームを開設する予定だという。フェラーリやランボルギーニなどとは異なる新進気鋭のスーパーカーブランドの哲学に、より多くの人が触れることができそうだ。
(zlatan)
画像元:ケーニグセグ・ジャパン
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