ホンダは6月10日、CR-Zの特別仕様車「α・Final label(ファイナル レーベル)」を発売した。
2010年2月に登場したCR-Zは“ハイブリッド×スポーツ”という新しい価値を世に問うた意欲作で、1.5リッター直4エンジンとモーターによる好燃費はもちろん、スポーティなハンドリングや当時のハイブリッドとして唯一の6速MTの採用など、ホンダらしい楽しさがあるクルマとして話題を呼んだ。
その後も毎年のように改良を重ねて熟成を図り、ブースト機能の「PLUS SPORT」という“遊び”もプラスした。今回の最終モデルは、そんなCR-Zの集大成ともいえる。
内容的にもお得感がある。最終モデル「α・Final label」には、ベースとなるグレード「α(270万円)」に以下の装備がプラスされる。
「CR-Z Final label」ロゴ刺しゅう入り・専用ブラックコンビシート(前席)
プライムスムース・ドアアームレスト(ブラック)
専用マット塗装17インチ軽量アルミホイール
「CR-Z Final label」ロゴ入りアルミ製コンソールプレート
ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ
ナビ装着用スペシャルパッケージ
プレミアムペダル
トノカバー
また、特別色の「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」を選ぶこともできる。価格はわずか10万円アップだから、これはなかなか“美味しい”。
また、最終モデルということで、あわよくばプレミアが付くかもしれないし、若者にとっての初めての愛車としても相応しいだろう。
ちなみに、いま選べる“ハイブリッドスポーツカー”は、CR-Zを除けば、ポルシェの「パナメーラS E-ハイブリッド(1,498万円)」やBMWの「i8(1,966万円)」といった超高額モデルしかない。
■価格
CR-Z α・Final label(CVTもしくは6MT)=280万円
(zlatan)
画像元:ホンダ技研工業
- 1
- 2