BMWの創立100周年を記念した特別限定車の第1弾は、4月7日に発売された「i3 Celebration Edition Carbonight(カーボナイト)」。都会の夜に映える新色「フルード・ブラック」のボディをまとい、クールなLEDヘッドライトや20インチの大径アルミホイール、ハーマンカードン製のスピーカーシステムなどが特別装備される。
さらに購入特典として、自宅への充電設備の無償設置、カーボン製iPhoneカバーケース、ハーマンカードン製のホーム・スピーカーシステムも付くなどお得な内容とされている。ベース車はバッテリー発電用の小型エンジンを搭載したレンジエクステンダー仕様で、1充電での航続距離は最大300kmほど。価格は598万円(限定40台)。
第2弾は、4月29日に発売された「523d Celebration Edition “BARON(バロン)”」。正統派スーツをイメージした専用色「メディテレーニアン・ブルー」もしくは「ミネラル・グレー」に特別装備のアダプティブLEDヘッドライトが相まって、ダンディな紳士のような洗練された雰囲気をかもしだす。
上質なダコタ・レザーに包まれる内装では、専用コートハンガーやアロマディフューザー、電動でゆっくりと閉まるソフトクローズ・ドア、ボタンひとつで開閉できるトランクなどの装備が、よりスマートな所作を可能にしてくれる。ベース車はクリーンディーゼルエンジンを搭載した「523d M Sport」。価格は777万円(限定200台)。
第3弾は、5月28日から発売された「320dセダン/ツーリング Celebration Edition “Style Edge(スタイルエッジ)”」。スポーティな3シリーズの魅力を際立たせるべく、グレー塗装を施した専用の18インチアルミホイールや同じく専用のSensatecレザーシートはじめ、ブラック・キドニーグリルやスチールペダルといった数々のM Performanceパーツも奢られている。
ベース車はクリーンディーゼルエンジンを搭載した「320d M Sport」。価格はセダンが577万円、ツーリングが599万円(それぞれ限定200台)。
第4弾は、6月11日から発売される「218i アクティブ ツアラーCelebration Edition “Fashionista(ファッショニスタ)”」。ミニバンでもスタイリッシュさを諦めたくないユーザーに向け、専用の17インチスタースポーク・アルミホイールやSensatecレザーシート、ウッドトリムなどで仕立てている。
また、キーを持っているだけでドアロック/ロック解除できるコンフォート・アクセスや、リアビューカメラを含むパーキングサポート・パッケージなど、日常の使い勝手に配慮した装備も搭載する。ベース車は「218i アクティブツアラー」。価格は398万円(限定400台)。
そして第5弾は、7月9日から発売される「750Li Celebration Edition “インディビジュアル”」。BMWのフラッグシップをさらにエクスクルーシブに仕立てた1台は、ボディカラーの輝きからして違う。それもそのはずで、ダークブラックの色調の中に宝石のアズライトのようなブルーが美しい「アズライト・ブラック」は、BMW Individualの特別なカラープログラムによるものなのだ。
そのほか、量産車初の革新機能リモート・パーキング、スカイラウンジ・パノラマガラスルーフといった快適かつ極上の装備も採用されている。ベース車は4.4リッターV8ツインパワーターボを搭載する「750Li」。価格は1,880万円(限定70台)。
さてさて、次なる“Celebration Edition”は、SUV系の「X1」や「X3」から登場するのだろうか……。今後も要チェックだ。
(zlatan)
写真:BMWジャパン
- 1
- 2