来たる5月21日(土)に発売される「BMW 118d」は、1シリーズ最高の好燃費22.2km/Lと、320Nmという1シリーズ最高の力強いトルク(※)を両立したプレミアムコンパクトだ(※M135iを除く)。
搭載する最新世代の2リッター直列4気筒クリーンディーゼル・エンジンは、コモンレール式の直噴システムと可変ジオメトリーターボの組み合わせにより、最高出力150ps/最大トルク320Nmを発生。最大トルクを1,500~3,000rpmという低回転域かつ幅広いレンジで発生するため、抜群のスタートダッシュと日常域での扱いやすさが期待できる。
パワフルさに定評のあるBMWのディーゼルエンジンとコンパクトサイズの1シリーズの組み合わせがもたらす瞬発力は、初体験の方はちょっと驚くかもしれないレベルだ。
JC08モード燃費は前述のとおり22.2km/L。これにはエンジン性能もさることながら、リズミカルに素早くシフトアップしていく8速ATや、オートスタート/ストップ機能も効いている。
また、衝突回避・被害軽減ブレーキや前車接近警告機能、レーン・ディパーチャー・ウォーニングといった今どきのセーフティデバイスも標準で備わる。
一方、1.5リッター直列3気筒ガソリン・エンジンを搭載する「118i」は、最高出力136ps/最大トルク220Nm、JC08モード燃費は18.1km/L。一見するとディーゼル仕様の「118d」に見劣りするが、こちらにはこちらの利点や旨味がある。エンジン本体の軽さがもたらす回頭性の良さ、静粛性の高さ、振動の少なさ、洗練された吹けあがりのフィーリングなどがそれだ。
「118d」の価格は「118i」から21万円アップだが、自動車取得税・重量税が100%減税、翌年度の自動車税も75%減税となることを考えると、価格差はグッと縮まる(118iの場合は、取得税が約40%、重量税が約75%、自動車税が約50%の減税)。ディーゼルかガソリンかは、ライフスタイルや走りの好みでおのずと決まってくるだろう。
■グレードおよび価格
118d Sport=365万円
118d Luxury=365万円
118d M Sport=385万円
(zlatan)
写真:BMWジャパン
※ページ最上部の写真が「118d(欧州仕様)」。それ以外の写真は2015年8月に発売された特別仕様車「118i Fashionista」
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