メルセデス・ベンツの最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の特別仕様車「G 550 4×4²」は、あの6輪駆動のオフロードモンスター「G63 AMG 6×6(8,000万円)」の弟分にあたるモデルだ。
弟分とは言ったものの、全長4,520×全幅2,100×全高2,240mmというマッチョなボディは十二分以上に迫力満点。街でも山でも海でも、どんな場所でも圧倒的な存在感を発揮する。ボディカラーは専用色のエレクトリックビーム(写真)を含む、全4色という設定だ。
足元に目を移せば、325/55R22サイズの超大径タイヤが走破性の高さを誇示している。そして、フルタイム4WDや各ホイールに2本ずつ装備されたラリー強化仕様の「ツインサスペンション(片方のストラットに電子制御ダンパーを採用)」などが、あるときはスニーカーのように、あるいはトレッキングシューズのように、はたまたアルパインブーツのように、どんな道でも快適かつ力強い走りを実現する。いざとなれば、水深1メートルまでの川を渡ることもできる。
心臓部には、「メルセデス-AMG GT」などのスポーツカー譲りとなる新開発のAMG・4.0リッターV8直噴ツインターボ(M176型)を搭載。最高出力422ps/最大トルク610Nmというパワフルさで、3トン近い巨体を軽々と加速させていく。もちろん、アイドリングストップ機能をはじめ、環境性能にも配慮した仕様だ。
さらに見逃せないのは、ラグジュアリーかつスポーティなインテリア空間。ドアを開け、よいしょとコックピットによじ登れば、硬派な見た目とは別世界が広がっている。
この「G 550 4×4²」は、4月4日(月)から5月31日(火)までの期間限定で販売。機会があれば実車をチェックして、その圧倒的な世界観に触れてみてほしい。
(zlatan)
写真:メルセデス・ベンツ日本
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