Cクラスベースの新型SUV「GLK」改め「GLC」がついに登場

メルセデス・ベンツの新型「GLC」は、これまで「GLK」と呼ばれていたモデルの後継SUV。スクエアで骨太な先代GLKも人気だったが、新型GLCではスタイリッシュかつエアロダイナミクスに優れた現代的なスタイルへと生まれ変わっている。

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Cd値は先代GLKの0.34から0.31に改善され、セグメント随一の空力特性を得ている。これは燃費効率の向上はもちろん、風切り音の減少にもつながるため、上質な移動空間としての快適性がさらに高まったことを意味している。

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ボディサイズは全長4,660×全幅1,890×全高1,645mm。直接的なライバルは「BMW X3」や「アウディ Q5」などが挙げられる。

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室内はCクラスと同様の上質な仕立て。先代GLKと比べ、前後席ともに大きく増した“ゆとり”もポイントだ。

さらに、40:20:40の分割可倒式を採用したリアシートと、先代GLKから100リッター拡大した550リッター~最大1,600リッターまで広がるラゲッジルームによる使い勝手の良さは、ライフスタイルの広がりを感じさせるものだ。

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パワートレーンは、ひとまず2.0リッター直4ガソリンターボ(最高出力211ps/最大トルク350Nm)+最新の9速ATという組み合わせのみ。大幅なダウンサイジングによって先代GLKの3.5リッターV6から燃費を約15%向上させながら(JC08モード燃費は13.4km/L)、ほぼ同等の最大トルクも確保している。

ちなみにプラグインハイブリッド仕様は年内中、ディーゼル仕様は来年の導入というから、それまで「待ち」の方もいるかもしれない。

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この新型GLCの登場に合わせ、新しいイベントスペース「メルセデス・ベンツ コネクション NEXTDOOR(東京・六本木)」もオープンしている。

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ここではメルセデス・ベンツの様々な“次の時代への扉”を体感できるのだが、まず5月初旬までの期間は「SUV EXPERIENCE」が開催される。

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最高到達地点9m&最大傾斜角45度のマウンテン・クライムや、岩場を再現したモーグルコースを実際に走行することができるので、都会にいながらちょっとした冒険気分を味わえるはず。

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冒険の後は、隣接するカフェで本格アウトドア料理やドイツワインを楽しむのも粋だ。事前予約はWEBから受付中(http://www.mercedes-benz-connection.com/nextdoor/)。新しい春の新鮮なデートコースとして、プランしてみてはいかがだろうか。

■グレードおよび価格
GLC 250 4MATIC=628万円
GLC 250 4MATIC Sports=678万円
GLC 250 4MATIC Sports(本革仕様)=745万円

(zlatan)

写真:メルセデス・ベンツ日本