「IS F」「RC F」に続く、Fモデルの第三弾となる「GS F」には、ヤマハと共同開発した5.0リッターV8・直噴エンジンと8速スポーツダイレクトシフトというパワーソースが搭載される。
日本仕様のスペックは現時点で明らかにされていないが、北米仕様では最高出力473ps/7,100rpm、最大トルク527Nm/4,800-5,600rpmを発生。
高出力かつ自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスの良さとともに、定常走行域ではアトキンソンサイクルに切り替わることで燃費や環境性能も高められている。
内外装は“F”らしいスポーツマインドを刺激する仕立て。エクステリアは低重心フォルムをベースに、大型スピンドルグリルや大型エアダクト、CFRP製グリルロアモール、4連エキゾーストディフューザーなどで個性を強調。インテリアには、表皮一体発泡工法によって高いホールド性を実現したスポーツシートや、滑り止めのスリットを排したペダル類が装備されている。
東京モーターショーでは、マイナーチェンジ版の「GS」も同時披露される。こちらはスピンドルグリル周りのデザインを一新したほか、ボディ剛性の強化や足回りのチューニング最適化などのブラッシュアップが施されたようだ。
「GS F」「GS」ともに、発売は2015年内を予定。東京モーターショーでは基本的には展示のみで、11月下旬に価格を含む詳細情報がアナウンスされるスケジュールとなっているようだ。
(zlatan)
写真:トヨタ自動車
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