「ウラカン LP610-4 スパイダー」は、ウラカンの卓越したパフォーマンスやV10エンジンの咆哮をオープンエアで濃密に楽しめる1台だ。
ミッドシップに搭載される5.2リッターV10自然吸気エンジンはクーペの「LP610-4」と同じで、最高出力610ps/最大トルク560Nmのスペックも同じ。
120kg増となる車重の影響により、0-100km/h加速は3.4秒(クーペは3.2秒)、トップスピードは324km/h(同325km/h)とわずかにクーペに譲るものの、十二分なスペックを誇っている。
電気油圧式の新しい軽量ソフトトップは、時速50km以下であれば17秒で開閉可能。リアウィンドウは風よけのほか、エンジンサウンドを増幅させるアンプとしても機能すると、ランボルギーニは説明する。
特徴的なのは、オープン時に左右のシート背面から姿を現す2枚の可動式ブラックフィンだ。このフィンは見た目の力強さや低重心を強調するほか、整流効果も果たしている。
まさに「機能あってこそのフォルム」というランボルギーニの哲学に沿った新アイテムである。
日本での販売価格は3,267万円(税込)。納車は2016年の春が予定されている。
(zlatan)
写真:ランボルギーニ・ジャパン
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