2014年に実施した第1回では、2日間で8,600人もの来場を集めた人気のイベントで、第2回の今回は、宮沢賢治による名作を、ますむらひろしの猫のキャラクターにより長編アニメーション化した「銀河鉄道の夜」（杉井ギサブロー監督、1985年、KADOKAWA）が上映される。

来年生誕120周年を迎える宮沢賢治は、東京国立博物館を愛し、足しげく通ったことが短歌や手紙に残されている。今回は、前回よりもスクリーンが大型になり、さらに快適に鑑賞できるようになったので、昨年参加した方もさらに楽しめることだろう。

また、この「博物館で野外シネマ」上映日は、特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」（別途料金要）を含め、22時までの特別夜間開館が実施され、映画鑑賞後にも展示室を観覧できる。

エリザベス･テイラーが 映画「クレオパトラ」で着用した衣装とジュエリーや、イングリッド･バーグマン、グレース･ケリー、ソフィア･ローレンらが身に纏ってきたジュエリーも展示され、映画ファンはもちろん、女性も楽しめる内容だ。

夜の博物館で過ごす特別なデートで、秋の思い出を作ってみては？

■開催概要
日時：2015年10月2日（金）、3日（土）19:00～（1時間40分程度）
上映作品：杉井ギサブロー監督「銀河鉄道の夜」（1985年、KADOKAWA）
会場：東京国立博物館（上野公園内）本館前（人数制限無し）
※雨天時は平成館大講堂（先着380名）
所在地：東京都台東区上野公園13-9
料金：無料
※ただし当日の入館料（一般620円、大学生410円）が必要
サイト：東京国立博物館 – トーハク

（オカダヒロタケ）

＊夜空の下で映画鑑賞　“博物館で野外シネマ”10月2日、3日に開催　 宮沢賢治も愛した東京国立博物館の本館前で「銀河鉄道の夜」を上映