ここ数年で、市場は大きく変動した。テレビの大画面化が押されていた2010年頃まではホームシアタープロジェクターの売上は落ち込んでいたが、以降、急速なV字回復を見せたという。
売上を牽引したのは、今回販売する“dreamio”シリーズの新モデル「EH-TW5350」の前身「EH-TW5200」がきっかけだったと、同社取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は語った。
鈴村氏は「お客さまの映像機器に対するスタンスが変わってきた。映画館に足を運ぶ人々が前年比103.4%、ライブの動員数も前年比110%と伸びている。非日常を楽しんでいる」と、人々の行動を分析。
そこで、満を持して登場したのが、今月27日より発売となる新商品「EH-TW5350」だ。
「EH-TW5350」は、フルHD、3D対応のプロジェクター。さらなる高画質への進化とスマホ・タブレットとの親和性を強化し、今までのように環境を整えなければ見られなかったという手間を省略し、パッと楽しめる手軽さでアプローチしている。
「明るく、高画質」という触れ込みの通り、カラー/全白ともに2,200lm、35,000:1という高コントラストで、より引き締まった黒色や豊かな階調表現までも実現した。
また、3D機能の充実もポイントで、2D-3D機能により、2 Dのコンテンツを3Dに変換して視聴可能にするという、より幅を効かせた遊びも取り入れている。
前モデル「EH-TW5200」を購入した年代は30~50代を中心とした男性で、実に95%を占めていた。しかし、よりハイクオリティなモデルが求めやすい価格で登場したということにより、現在よりも幅広い年代やビギナーに最適な1台となることうけあいだ。
小型で場所を取らず、手持ちのスマホから楽々映像を映し出すことができるので、友人を招いたホームパーティのときなどに仲間と気軽に楽しむことができそうだ。また、これから迎える秋の夜長に、一人でゆっくりと好きな映画を味わうのも、オツだろう。
「EH-TW5350」は104,980円、「EH-TW5350S」は109,980円(ともにオープン価格、税抜)、8月27日(木)発売。
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