すでに日本でも販売されているセダン/ステーションワゴンに遅れること2年弱、いよいよ新型Cクラスクーペが姿を現した。
ボディサイズは従来型から95mm長く、40mmワイドになり、またセダンより15mm低められた専用サスペンションによって、スポーティかつエレガントなクーペらしさを強調している。
デザインで特徴的なのは、メルセデスのクーペに共通するボディサイドの「ドロップライン」だ。リアのホイールハウスの先まで伸びたこのラインが、伸びやかで官能的な雰囲気作りに一役買っている。
若々しく上質感あふれる室内では、クーペ専用に開発されたヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用するほか、運転席/助手席ともに肩・肘・頭上まわりのゆとりが増している。
サスペンションは金属スプリングが標準で、オプションとしてエアサスも用意。いずれも、より俊敏なハンドリングや快適な乗り心地に注力してチューニングされている。
また、「ほぼ自動運転」レベルという最新セーフティデバイスの充実ぶりも特長的だ。
本国では今年12月から発売予定で、モデルラインアップは「C180」「C200」「C250」「C300」の4タイプが用意される。“大人のクーペ”への期待は高まるばかりだが、日本への導入は早くても来年以降となりそうだ。
(zlatan)
写真:メルセデス・ベンツ日本
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