間もなくワールドプレミアされる「越(KOERU)」は、「CX-9」の後継とも言われるクロスオーバーSUVのコンセプトだ。
「CX-9」は北米を中心に販売されている3列7人乗りのSUVで、日本でもヒット中の「CX-3」や「CX-5」、さらに中国専用車の「CX-7」の上に位置している。
先日公開された1枚のスケッチからは、鋭利なヘッドライトや大径ホイール、クーペライクな低い全高や狭いウィンドウエリア、曲面を組み合わせた複雑なライン使いなどが見てとれる。
マツダによると、野生動物をモチーフとしたダイナミックな魂動デザインに加え、「洗練された品格」という新しいエッセンスも注入したという。
3列7人乗りを想定すると、ここまで全高が低くなることはないが、最終的なデザインもスタイリッシュ性を際立たせたものになるはずだ。
搭載するパワートレーンは、「CX-5」と同じガソリンの2リッターSKYACTIV-Gやディーゼルの2.2リッターSKYACTIV-Dなどが予想される。
「CX-9」はこれまで日本で販売されたことはないが、「CX-3」や「CX-5」のヒットに加え、3列7人乗りミニバンの「ビアンテ」が苦戦していることを考えると、将来的な導入の可能性は極めて高いと考えていいだろう。
(zlatan)
写真:Mazda USA
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