構造的には、いたってシンプル。開け放たれた電源口の部分に、チャージャーがオートマティックに差し込んでいき、充電が始まるというもの。
……と書けばとてもスマートでいいものに伝わりそうなものだが、チャージまでの過程を見るかぎり、素直によいと断言しづらい。なぜなら、この自動充電器は、まるで反応の悪い蛇か芋虫の動きそのものなのだからだ。
そもそも、充電開始を促してから動き出すまで、ものの5秒くらい微動だにしない。その後は、そうっと蛇のようにうねうねと縦横の動きを見せ、電源口に向かっていく。
その様子は、気が遠くなるほどトロく、哀愁さえ漂っているように見える。
YouTubeのコメント欄には、すでに2,500あまりの賛否両論が寄せられている。しかし、中には「次の車はぜひテスラにしたい!」と待ち望む強者もいる様子。
テスラの優れた性能や画期的な開発については周知の事実だが、自動充電の試み以前に、かねてより問題視されている長時間充電の短縮化などを何よりアップデートしていただきたいものだ。
あなたの目にはどう映るだろう。ぜひ確かめてほしい。
画像:Tesla Motors YouTube公式チャンネル
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