テストコースの舞台は、日陰でも50℃を超えることがあるという灼熱の「ドバイ」と、冬には-15℃を上回ることがなく、なんと-40℃まで凍りつく極寒の「スウェーデン北部」。灼熱と極寒の気温差は、実に90℃だ。
さっそく映像をチェックしてみよう!
いかがだっただろうか。多くのプレミアムSUVと同じく、「F-PACE」も基本的には都市型生活者に向けたオンロード性能に注力しているものの、同時に環境や路面状況を問わない、力強く逞しい性能が与えられていることが見て取れる。
スウェーデン北部のテストコースはジャガーランドローバー専用で、夏にはワインディングや本格オフロードテストの舞台にもなる。「F-PACE」はすでに、世界各地で延べ40万km以上の走り込みを敢行しているという。
また、ジャガーとして初めて「グラベル(砂利道)」をテストプログラムに組み込むなど、ブランド初のクロスオーバーSUVにかける思いには並々ならぬものがある。
さらに今回の映像によって、スマートフォンを利用した「リモートスタート機能」を備えていることも新たに分かった。
エンジンスペックなどの詳細はまだ不明だが、来たる9月15日に開幕するフランクフルトショーでその全貌を知ることができそうだ。
(zlatan)
写真:ジャガーランドローバー
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