今回の仕様向上では、スポーツカーにとって重要な“音”をブラッシュアップしたほか、伝統を受け継ぐボディカラーを復活させた。
まず「BOSEサウンドシステム(※)」に、アクティブ・サウンド・コントロールとアクティブ・ノイズ・コントロールを追加設定し、ドライビング中に響くエンジンサウンドを洗練させている。
アクティブ・サウンド・コントロールは、ドライバーがエンジンサウンドをよりダイナミックに感じるよう音質をコントロールすることで、アクセル操作やエンジン回転数に応じた力強いサウンドを耳とハートに届けてくれるもの。
アクティブ・ノイズ・コントロールはその反対に、不快なこもり音などをスピーカーから出力する逆位相の制御音で低減し、静粛性を高めながら、よりクリアで気持ちのいいサウンドを作り出している。
また、R34型スカイラインGT-R Vスペック(1999年)のヘリテージカラー受け継いだ「オーロラフレアブルーパール」が、新たに追加設定されている。
ちなみに次期フェアレディZは、2016年あるいは2017年に登場すると囁かれているが、スカイラインと同じくメルセデス製の4気筒ターボを搭載する可能性が高い。
V6自然吸気ならではのエンジンサウンドやフィーリングを楽しみたいなら、残された時間はそう多くないのかもしれない。
※「Version ST」「Version T」「NISMO」にオプション設定
(zlatan)
写真:日産自動車
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