お稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」 お山を巡るひとり旅

鳥居をくぐり、楼門を過ぎると外拝殿と本殿がある。

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本殿の南側に隣接して学業成就のご利益がある「東丸(あずままろ)神社」があるので寄ってみる。

納められている千羽鶴が海外の観光客の目を惹いていたようだ。誰がどのようなことを願って1羽1羽折ったのか、きれいに形も揃い、色のグラデーションがとても美しい。

 

末社、奥宮を過ぎ、大きな鳥居群を超えて、有名な千本鳥居に到着する。実際に目の当たりにすると圧巻だ。神秘的かつ幻想的で、ゾクッと鳥肌が立つ。

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千本鳥居を抜けると、突き当たりの奥社奉拝所があり、願いが叶うかどうかを占う「おもかる石」が近くにあるので試してみるのもおもしろい。

鳥居の続く坂道を登っていくと、眺望の開ける四つ辻に到着。茶屋があるのでここで休憩するもよし、先を急ぐもよし。四つ辻から参道を一周すると四つ辻に戻ってくる。

筆者は右に、つまり左回りで行くことにした。参道にはまだまだ寄贈された大小の鳥居が続いており、信仰心の厚さがうかがい知れる。

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四つ辻に戻る少し手前の「眼力社」の手水は狐像から流れていた。

「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」という御利益があるというので眼力社でお守りを購入した。こういう類のものには手を出さないのであるが、大切な人の目の病を思って購入することにした。母である。

四つ辻に戻り、参道商店街(裏参道)を通ると茶屋や食堂が並んでいるのでこちらで休憩するのもよい。名物の「いなり寿司」「冷やし飴」「すずめの焼き鳥」「うずらの焼き鳥」などが売られている。

名物のひとつ、ちょっと不気味なきつね煎餅を買って、伏見稲荷大社とはお別れ、また来ようと誓った。

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伏見稲荷大社:http://inari.jp/

(小椚 萌香)

*gats1109 / 雨上がりの歩道橋 /refman /  animangel / PIXTA(ピクスタ)