気になるモデルが続々と公開された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」の会場において、プロスト仕様の「マクラーレン P1」も大きな注目を集めていた。
ホワイトのボディに、チェッカーフラッグを模したブルーのグラフィックとレッドのラインを入れた専用のカラーリングは、プロスト氏が着用していたフレンチカラーのヘルメットからインスピレーションを受けたもの。
マクラーレンのドライバーとして、3度のF1ワールドチャンピオンに輝いた同氏の偉業を称える思いが込められている(1985年・1986年・1989年。その後、ウィリアムズ移籍後の1993年に4度目のタイトルを獲得)。
ベース車の「P1」は、「Position 1」という意味を持つ、文字通りマクラーレンの頂点に立つスーパースポーツ。全世界でわずか375台のみが生産されるため、そもそもの希少性も高い。
ボディには、F1由来のエアロダイナミクスを追求した軽量のカーボンファイバーを採用し、V8ターボ+電動モーターによる先進的なパワートレーンを搭載。
最高出力916ps/最大トルク900Nmという途方も無いパフォーマンスを解放すると、わずか2.8秒で停止状態から時速100kmに達するという。
マクラーレン・ホンダとして挑んでいる今季のF1グランプリでは苦境から抜け出せずにいるが、マクラーレン復活の日を待っているファンは多い。
(zlatan)
写真:マクラーレン・オートモーティブ
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