600馬力を叩き出すウルトラSUV「ジューク-R」 …なんとパワーアップして帰ってきた

英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、「ジューク-R 2.0」が世界初公開された。「2.0」とは排気量ではなくバージョンを表したもので、このモデルは2010年に登場した「ジューク-R」の進化版である。
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先の「ジューク-R」は、GT-R用の3.8リッターV6ツインターボエンジンをはじめ、6速デュアルクラッチや独立型トランスアクスル4WDなどを搭載し、見た目はジュークながら中身はほぼGT-Rという驚きのモデルだった。
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しかもコンセプトで終わることなく実際に発売。当時の価格は約5,000万円だった。動画共有サイトのYouTubeには、ドラッグレースで「フェラーリ 599GTO」や「ブガッティ ヴェイロン」らをぶっちぎる衝撃的な映像が公開されている。ぜひ検索してみてほしい。
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今回の「ジューク-R 2.0」は、ベースのジュークが2014年に初の大幅改良を受け、内外装をブラッシュアップしたことに伴って改良。具体的には新デザインのLEDライトやVモーショングリルなどを纏い、各種エアロパーツもカーボンファイバーを用いて軽量化が追求されている。
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筋肉質かつ塊感のあるマットブラック仕上げのボディは、まるで「走る弾丸」のような雰囲気。また、最高出力は553psから「GT-R NISMO」と同じ600psに引き上げられている。市販化については明言されていないものの、前例があるだけに期待していいだろう。

(zlatan)

写真:NISSAN EU

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