米カリフォルニアの新興メーカー・Rezvani Motors(レズバニモーターズ)が、新たなスーパーカー「ビースト」を披露した。
カーボンファイバーを多用した「走る野獣」のボディは、わずか1,650ポンド(約750kg)と超軽量。空力を追求したフォルムは獰猛かつ未来的で、ポテンシャルの高さやストイックなキャラクターを物語っている。
心臓部には500psまで大きくブーストアップされたホンダ製の2.4リッターツインチャージャー(ターボ+スーパーチャージャー)を搭載し、0-96km/h加速は2.7秒、最高速は265km/hをマークしている。駆動方式はFR、トランスミッションはマニュアルとシーケンシャルが設定される。
コクピットも“剥き出し”の魅力に溢れる。F1よりも軽い300gのステアリングホイールやシフトレバーをはじめ、スポーツシートまでもカーボンファイバー製。
シートの座り心地は決して良くないものの、軽量化には大きく貢献している。その一方、いち早くアップルの「CarPlay」を搭載しているあたりは、カリフォルニア発のスポーツカーらしい。
「電子制御をできる限り減らし、刻々と変化する路面をドライバーが指先で感じ取れるようにした」と語ったレズバニモーターズ創始者のフェリス・レズバニ氏は、世界最高レベルのレスポンスやハンドリングを実現したと胸を張る。
価格は16万5,000ドル(約2,031万円)。迫力のプロモーション映像もYoutubeに掲載されている。ビジネススーツからレーシングスーツへと着替え、エンジンに火を入れれば、あなたの内なる「野獣」が目を覚ます。
(zlatan)
写真:レズバニモーターズ
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