■創業50年 「思い出のうつわ」を作り続ける土屋鞄製造所
1965年、ランドセルづくりからスタートした土屋鞄製造所。最初は職人ふたりの小さな工房だったが、現在では熟練の職人に加え、日本の職人技を未来につなぐ若い世代の職人の姿も。
土屋鞄の製品は、「もの作りが好き」という若いエネルギーと、「ずっと、これだけをやってきた」という熟練の、まっすぐなパワーによって作られているという。
「鞄としてただ機能するだけでなく、ずっと、思い出のうつわとして、あなたの傍らにいられるもの」を、という考えのもと、良質な革素材と丁寧な手仕事で、現在はオリジナルのランドセル、革鞄や小物の企画・製作、及び販売を行っている。
■自分の味に染まる、上質で心地良いバッグ
今回発売される2タイプのバッグは、日本各地の職人の手で丁寧に作られた、長く愛用できる逸品。確かな手仕事が感じられる上質な仕上がりでありながら、日常になじむリラックスした風合いが好印象だ。
自分のスタイルに心地良く寄り添ってくれる、シンプルで上質なバッグに仕上がっている。
植物の渋で染めて洗いをかけたキャンバスと、オイルを手塗りして仕上げたしなやかな革のコンビネーションは、背負っても提げても軽やかでリラックスした印象。
色の濃淡やシワ感などの表情が豊かで、使いこむほど味わいのある風合いに変わっていく。自分の味に染まって行く過程までも楽しめ、まさに「相棒」となること受け合いだ。
■三県の職人の技術が光る、贅沢な素材遣い
今回の採用された素材「渋染めウォッシュドキャンバス」は、倉敷で昔ながらの力織機で仕立てられた帆布生地を、京都で渋染め(植物タンニン染め)し、広島で洗いをかけてしなやかに仕上げたもの。三県の職人の技術をつなぎ合わせた、贅沢な素材だ。
■昔ながらの力織機から生まれる倉敷のキャンバス
昭和40年代に廃番になってしまった貴重な力織機で織られた生地は、ふんわりとした独特の手触り。力織機は、現在主流の革新織機と呼ばれる織機とは構造が違うため、同じ糸の密度でもふんわり具合が異なるのだという。海外産帆布が主流となってきた昨今、国産にしか出せないこの手触りこそ大切にしたいもの。
■京都の工房で渋染め、その後、広島で洗いをかける
倉敷から京都に渡ったキャンバスは、古来より日本で行われてきた伝統的な技法を繰り返し、染め上げられる。そして染めた生地にしなやかさを出すために、広島で「洗い」をかけて仕上げられるのだ。
このように多くの工程・職人の手を経て、風合い豊かなキャンバス生地はつくられている。
こうして出来上がった渋染めウォッシュドキャンバスは、使ううちにしだいに味わいが増していく。日々の使用で、革のようにだんだんと色や風合いが変化し、表情豊かに。
全国の実店舗で、日光にしばらく当てて風合いが変化した生地のサンプルが見られるという。実際にどのような様子になるのか、ぜひ手にとって確かめていただきたい。(実店舗での生地のサンプル展示は、6/20(土)から開始予定。)
●商品名
レザーキャンバス・2wayスクエアリュックa
●価格
¥59,000(税込)
▲レザーキャンバス・2wayスクエアリュック ¥59,000(税込)
【サイズ】
外寸 = 高さ35.0×横幅31.0×マチ14.5cm
肩ベルト = 最長82.0cm、最短64.0cm、
幅3.8cm (スライド式調整)
ハンドル = 長さ23.0cm、高さ9.5cm
【重さ】
本体 = 約970g
●商品名
レザーキャンバス・ラージトート
●価格
¥49,000(税込)
【サイズ】
外寸 = 高さ36.0×横幅37.5×底マチ14.5cm、
最大マチ18.0cm
ハンドル = 高さ22.0cm、長さ49.0cm
【重さ】
本体 = 約930g
土屋鞄製造所公式サイト:http://www.tsuchiya-kaban.jp/
(オカダ ヒロタケ)
*土屋鞄製造所 夏を軽やかに。限定・レザーキャンバスバッグ 6月19日発売
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