まず「海游　能登の庄」は「日本唯一奇跡の湯」というコンセプトにもある通り、温泉の湯が非常に貴重な泉質となっている。

全国的にも稀なPH10.5のアルカリ温泉には様々な効能があり、民話では村人の野良仕事で荒れた手足が一晩で治り、またいつまでもポカポカと温まり、肌がつるつるになったという話も言い伝えられているほどだ。温泉につかった後は、世界農業遺産に認定された能登の里山里海の食材を使った懐石料理を、高級輪島塗の器でいただけるという点もこの宿の魅力の1つだろう。

今回のリニューアルでは、ベッド付きの部屋に宿泊する事が多い外国の観光客の方に「もっと日本の文化を知ってほしい、触れてほしい」という宿の想いを込め、日本の最高ブランドとされている「輪島塗り」をテーマにした部屋作りが施されている。

輪島塗りに使用されている「漆」を室内の壁や柱などに使用し天井に和紙を張ったり、洗面所には「九谷焼」を設置し日本でも珍しい「輪島塗の盆卓」を使用するなど、一泊するだけで、日本文化を丸々と体感できるモダンな一室に仕上げられている。

このリニューアルされた客室は既に宿泊を受け付けており、外国人観光客からの反響も多くなっているという。

日本の旅行客からの人気も高いようなので、是非一度「海游　能登の庄」の「輪島モダン」を体感していただきたい。

（Lion-Maniacs）

＊外国人観光客が増加する石川県の中で先んじて「外国人の方向けスイートルーム」にリニューアルオープン　～コンセプトは「輪島モダン」、漆や和紙、九谷焼等を客室に使用～ / 海游　能登の庄　公式サイト