BMW初の7人乗りモデルにプレミアムな「2シリーズ グランツアラー」が登場

新型「2シリーズ グランツアラー」の魅力は、都市生活にマッチするコンパクトなボディながら最大7人が乗れる広々とした室内空間、よりアクティブな週末を楽しめる機能性、高い安全性や新世代パワートレーンによるスポーティかつエコな走りにある。
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ボディサイズは全長4,565×全幅1,800×全高1,645mm。ミニバン風の高いアイポイントや見切りのよさも相まって、ボディの大きさを感じさせない取り回し性の良さが光る。
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室内はシンプルながらプレミアム性を感じさせるもので、スイッチ類はあるべきものがあるべき場所に配置されている印象だ。
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シートアレンジは多彩そのもの。セカンドシートは60:40で前後に130mmスライドできるほか、40:20:40の3分割で倒して使うこともできる。また、レバーひとつでバックレストを倒しつつシートを前方にスライドできるので、サードシートへのアクセスも楽々だ。
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そのサードシートは床下にすっぽり格納できる。サードシートを倒したときのラゲッジ容量は560L、サード&セカンドシートをすべて倒すと最大1,820Lまで広がる。

そして、BMWと言えば何といってもスポーティな走りの魅力が欠かせない。「2シリーズ グランツアラー」はFF(前輪駆動)だが、新開発の電動パワーステアリングによって、トルクステアを感じさせない俊敏なハンドリングを堪能できる。
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パワートレーンは、1.5リッター直3ターボ(136ps/220Nm)と2.0リッター直4ターボ(192ps/280Nm)に加え、ディーゼルの2.0リッター直4ターボ(150ps/330Nm)も用意されている。

狙い目はやはり、ロングラン性能や税制面でもお得感のあるディーゼルモデルだろう。330Nmという豊かなトルクの恩恵は、信号待ちからの発進でも感じられるはず。21.3km/LのJC08モード燃費は、このクラスはもちろん、輸入車全体でもトップクラスだ。
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安全装備の充実ぶりも見逃せない。緊急時の自動ブレーキを含む「ドライビング・アシスト」やリアビューカメラ、パーク・ディスタンス・コントロールなどは、全モデルで標準装備となる。

アクティブファミリーにとっては、悩ましくも嬉しい選択肢がまた増えたのではないだろうか。

■グレードならびに価格は以下の通り
ディーゼル仕様:
218dグランツアラー=379万円
218dグランツアラー Luxury=432万円
218dグランツアラー M Sport=426万円

ガソリン仕様:
218iグランツアラー=358万円
218iグランツアラー Luxury=411万円
218iグランツアラー M Sport=405万円

220iグランツアラー Sport=424万円
220iグランツアラー Luxury=448万円
220iグランツアラー M Sport=452万円

(zlatan)

写真:BMWジャパン

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