1967年に初代がデビューしたカマロは、今回で6世代目。スポーティかつ肉感的なスタイルや豪快な走り味などによって、これまでも多くの人々を魅了してきた。
約6年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型は、GMの新しい「アルファ」アーキテクチャーを用いながら基本コンポーネントの70%をカマロ専用に開発し、かつ先代モデルから引き継がれるパーツはリアのシボレーエンブレムのみという力の入りようだ。
パワートレーンは、伝統の6.2リッターV8自然吸気を頂点に、3.6リッターV6自然吸気と2.0リッター直4ターボが用意される。
コルベット・スティングレイと同型の6.2リッターV8自然吸気をリチューンして搭載した「SS」は、従来から50ps/61Nmアップの455ps/617Nmを炸裂させる「史上最強のカマロ」となる。
3.6リッターV6自然吸気は、8ps/8Nmアップの335ps/385Nmを発揮しながら、可変バルブタイミングやカマロ初の気筒休止システムを備え、ホットな走りと環境性能をバランスさせている。
そして、新たに追加された2.0リッター直4ターボ(275ps/400Nm)は、「史上もっともエコなカマロ」ながら、日常域から太いトルクを味わえるターボ過給によって、これまでとは一味違う走りの楽しさを味わえることだろう。
また、先代モデルよりも約90kg軽く、約28%剛性アップされた軽量かつ強靭なボディも相まって、その走りは鋭利さを増しているはずだ。
完全新設計のコックピットは、さらに先進的でドライバーコンシャスになった。レトロモダンな4つの計器類は姿を消し、最新インターフェイスや電動パーキングシステム、ジェット機を連想させるエアコンルーバーなど、新時代のカマロを象徴するスポーティネスに溢れている。
なお、新型カマロの日本導入もすでに決定している。導入時期や価格については、追ってアナウンスされるとのことだ。
(zlatan)
写真:ゼネラルモーターズ
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