モデル名は2016 Dodge Viper ACR
2012年に3代目としてフルモデルチェンジ。そのバリエーションモデルとしてリリースされるのが2016 Dodge Viper ACRだ。
Super GTのレーシングカーを思わせる、1,876mm幅の巨大なリアウイング。公道走行可能だが、ベクトルはサーキットに向いているという。285km/h走行時のダウンフォースはなんと1トン。市販車両でここまでのダウンフォースを求めているというのも実にアメリカンだ。
8,400ccV10エンジンのパワーは645馬力。最大トルクは83.0kgm。空力と排熱構造のバランスを重視し、まるで背骨のような表情を見せるフロントカウル。
コックピットは黒を基調とした、スポーティなカラーにまとまる。
カーボンセラミックブレーキディスク、専用のブレンボ6ピストンキャリパー、カーボン製エアロパーツ、ビルシュタインレーシングショックに専用設計のKumho Ecstaタイヤなど、装備の1つ1つがスペシャル。さらにオーナーのオーダーにより内外装をカスタムしての納品も可能だ。
パーソナライズされた2016 Dodge Viper ACRは孤高の存在となるだとう。もうライバルは存在しないのかもしれない。
(武者 良太)
*New 2016 Dodge Viper ACR – Fastest Street-legal Viper Track Car Ever
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