Audi Q3は、都会的なライフスタイルを持つユーザーにマッチする上質なコンパクトSUV。2012年に日本市場に導入されて以来、すでに6,641台が販売されている。

今回のフェイスリフトでは、より力強くワイドで、立体的な形状の新しいシングルフレームグリルを採用している。LEDヘッドライトと繋がっているように見えるのも新鮮だ。

そのLEDヘッドライトは、ポジショニングライトに加えてハイビーム／ロービームもLEDとした「フルLED」をオプションで選ぶことができる。

また、右から左あるいは左から右へと流れるように点滅するターンライトを内蔵したリアLEDコンビネーションライトも採用。昼夜を問わず、スタイリッシュな印象を周囲に与えることだろう。

さらにカップホルダーやスピーカー周りにもLEDを採用する（SUVとして初）など、内外装ともに先進性を強調した仕様とされている。

エンジンもブラッシュアップ。出力違いで2種類が用意される2.0リッター直噴ターボ・TFSIは、従来の170psが10psアップの180psに、同じく211psが9psアップの220psへと出力アップしながら、JC08モード燃費はそれぞれ12.7km/Lが15.0km/Lへ、12.6km/Lが14.9km/Lへと低燃費化された。

2.5リッター直噴ターボ・TFSIを搭載する高性能グレード「RS Q3」は、従来の310ps/420Nmから340ps/450Nmへとさらにパフォーマンス向上。0-100km/h加速は4.8秒で、従来モデルから実に0.7秒も短縮している。

■グレードならびに価格は以下の通り
Audi Q3 1.4 TFSI＝379万円
Audi Q3 1.4 TFSI Sport＝396万円
※スポーツシートやAudiドライブセレクトなどを標準装備した新グレード
Audi Q3 2.0 TFSI quattro 180ps＝469万円
Audi Q3 2.0 TFSI quattro 220ps＝539万円
Audi RS Q3＝771万円

（zlatan）

写真：IGNITE、アウディジャパン

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