まずはこちらの動画をチェックしてみてほしい。

テストの舞台は、オーストラリアのシンプソン砂漠でもっとも険しい砂丘、通称「ビッグレッド」。外気温は45℃、最大斜度は60°を超える過酷な環境下であるにもかかわらず、ベンタイガは獰猛なエンジン音を響かせながら軽々と登りきっている。

ベンタイガとは雄大な大自然からインスピレーションを受けたネーミングだが、道なき道をいく走破性の高さは想像以上のものになりそうだ。

そして、5月7日には初めて内装を確認できる動画が公開された。

まさにベントレー品質といえる高級感あふれるインテリアは、さすがの仕上がりを予感させる。

また、ドライブモードのセレクターは回すのではなく撫でる、エンジンスタート／ストップボタンも極めてソフトタッチで操作することになるようだ。このあたりは、乗る人の所作も美しく見せるコダワリだろう。

さらにナイトビジョンやアクティブ・クルーズコントロールなど、最新テクノロジーを満載することも匂わせている。

正式デビューは9月のフランクフルト・モーターショーとなる見込み。ラグジュアリーSUVの「基準」がさらに引き上げられることは間違いないと言っていいだろう。

（zlatan）

写真：ベントレーモーターズ

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