スープラ復活か！とメディアやクルマ好きが色めきたったのは、2014年のデトロイトモーターショーだった。ここでトヨタは、スポーツカーのデザインスタディ「FT-1」を世界初公開したのだ。

さらに「スープラ」という名前をあらためて米国で商標登録したことが判明すると、噂はさらに真実味をもってヒートアップしていった。

「FT-1」はロングノーズ＆ショートデッキのクラシカルなスポーツカーの記号を表現しながら、大胆な形状のフェンダーやダイナミックなエアフロー、可動式のリアウイングなどを採用し、高い運動性能を予感させるシルエットを纏っていた。

ごく低い位置に配置されたコックピットは、F1を思わせるステアリングや三角形をモチーフにしたメーター類、さらにステアリング上部にドライブモードや選択ギアを表示するなど、スポーティかつ未来的なデザインを採用していた。

また、次期スープラはプラットフォームを「BMW Z4」次期モデルと共有するのではとも言われる。これはトヨタとBMWが環境技術や軽量化技術に加え、「スポーツカー開発」についても提携を結んでいることを根拠としている。とはいえ、復活の日は早くても2017年ぐらいだとも言われる。

搭載するパワートレーンは、2.5リッター直4ターボとモーターによるハイブリッドが濃厚とされているが、もしも「スープラ」を名乗るのであれば、歴代モデル同様に「直6」エンジンにこだわってほしいところだ。

（zlatan）

写真：トヨタ自動車

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