近未来のコンパクトSUVを示唆する「エアクロス」は、シトロエンの世界販売台数が5,000万台に達したことを記念して制作されたコンセプトカー。
ポップなエクステリアは、いかにもSUVらしいタフさやエネルギーを感じさせる。ボディを保護する前後横の「エアバンパー」は、C4カクタスとは異なる雰囲気で表現された。足元はエアフローを備えたホイールアーチやゴツい22インチタイヤが目立つ。
浮いているように見えるフローティングルーフや存在感のあるルーフレールなどは、C4カクタスなどと共通のデザインモチーフとなる。
一見すると2ドアにも見える「エアクロス」だが、実は観音開きのドアを採用しているのもポイント。見た目がスタイリッシュになるだけではなく、アウトドアシーンでの使い方もイメージしやすくて、なんだかワクワクしてくる。
インテリアも斬新だ。チューブ状のセンタートンネルで仕切られたセパレートタイプの4座を採用し、さらに温かみを感じさせる素材や色合いによって、ポップなリラックス空間を作りだしている。
助手席側の大型モニターにはスライド機能が備わり、助手席のパッセンジャーが個別に使うこともできる。ありそうで無かったアイデアと言えるだろう。
シトロエンのYoutubeチャンネルでは、「エアクロス」の制作風景をチェックすることができる。
(zlatan)
写真:PSA・プジョーシトロエン
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