新型XC90の頂点に立つ「XC90 エクセレンス」は、ボルボ・カーズ88年の歴史において、「もっとも豪華なモデル」を目指して開発されたモデル。

もともとは3列7人乗りの新型XC90だが、同モデルではサードシートを取り外すと同時にセカンドシートを独立2座に変更して、ゆとりのスペースを確保した。7人乗りが4人乗りになったというだけで、その贅沢ぶりが想像できるだろう。

機能面も豪華そのもの。リアシートはフットレスト＆マッサージ機能付きで、格納式タッチスクリーンやグラスホルダー付きの格納テーブル、冷蔵庫、加熱＆冷却カップホルダー、さらにはスウェーデンのガラスデザイン会社によるハンドメイドのクリスタルグラスまで備わる。

厳選された素材による洗練の仕立ても流石で、まさに「北欧デザイン＆ラグジュアリー、ここに極まり」といった感の移動空間だ。

ベースとなった新型XC90は、今年後半にも日本にやってくる。約12年ぶりのフルモデルチェンジを遂げただけに、見た目も中身も驚くほどに進化している。

そのデザインにはシンプルな造形美と落ち着きが感じられ、新しい「アイアンマーク」や「トールハンマー（雷神の斧）」と呼ばれるデイタイムランニングライトも効果的なアクセントになっている。

パワートレーンも多彩。2リッターのガソリンターボやディーゼルターボに加え、プラグインハイブリッドも設定されるようだ。

ボルボはこの「XC90 エクセレンス」を公開するにあたり、さらにラグジュアリーな方向へと舵を切ったことを宣言している。

（zlatan）

写真：ボルボ・カー・グループ

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