2004年秋に初代がデビューした「BMW 1シリーズ」は、2011年夏に現行の2代目へとバトンタッチし、今年3月には累計販売台数が200万台に到達した。
記念すべき200万台目の1シリーズは、「120i(5ドア)」のMスポーツパッケージ装着車。「エストリル・ブルーメタリック」のボディカラーが輝く、日本市場向けの1台だった。
上海モーターショーで披露されるのは、2代目として初のフェイスリフト版。フロントフェイスやリアエンドを刷新し、さらにスポーティな佇まいを獲得している(写真はMスポーツ)。
パワートレーンには、最新鋭の1.5リッター3気筒ターボを搭載した「116i」および「116d」も設定し、元気な走りと環境性能の高さを両立した。
そして、噂の「セダン」。
1シリーズは現在3ドアと5ドアの「ハッチバック」が設定されていて、2シリーズクーペは実質的な1シリーズの「クーペ」版と言える。セダンは現在「空き枠」で、メルセデス・ベンツCLAやアウディA3セダンの登場もあり、設定が急がれているのも事実だ。
セダンは、2シリーズアクティブツアラーや次期X1などと同じくFFベースの「UKLプラットフォーム」を基に開発されていると言われ、そうなればxDrive(4輪駆動)も設定されるだろう。
果たして「1シリーズセダン」は現実のものとなるのか、登場の日は近いのか……。いずれにしても1シリーズをFRで味わえるのは、現行モデルが最後となりそうだ。
(zlatan)
写真:BMW GROUP
【関連記事】
桜吹雪を浴びながらドライブ! BMWから爽快なオープンモデルが登場
エイプリルフールじゃないだと!? Amazonで「BMW i3」が購入可能に
「アクティブツアラー」BMWブランド初のFFモデルはなぜ生まれた?
- 1
- 2