【画像】筋肉質なエクステリア──ボルボ「V40 Cross Country T5 AWD」デザインの魅力

SUVの手法も取り入れた筋肉質的なエクステリア

V40 Cross Country

今回試乗したのは「V40 Cross Country T5 AWD」。200台のみ販売される特別限定車だ。

全高は「V40」と比較して+30mm、最低地上高は+10mmと、さほど高くはない。ところが一見するとかなりハイトな印象を受ける。

樹脂バンパーとスカッフプレート、スキッドプレートといったブラック×シルバーでボトムを引き締め、ミラーもブラックとすることで、ボディカラーが立っているように見えてくる。

V40 Cross Country

フロントにも技アリ。メッキトリム上部を幅広にして、グリルもダイナミックなデザインとすることで腰を落ち着かせたように見せながら“立ち”を感じさせるスタイルにまとめている。

V40 Cross Country

ルーフレールも装着され、アウトドアなイメージが加速される。

そして実際の全高は1,470mm、全幅は1,800mmゆえ、一般的な機械式駐車場にも入庫できる。マルチユーティリティな使いかたを楽しめるだけではなく、日常の使い勝手にも優れたパッケージだ。

ボルボならではの安全装備にも注目だ。同車にも採用されたIntelliSafe10は、次のような安全確保のためのテクノロジーで構成されている

・ヒューマン・セーフティ(歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)
・RSI(ロード・サイン・インフォメーション)・DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
・CTA(クロス・トラフィック・アラート)
・LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)
・全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・Full-AHB(フル・アクティブ・ハイビーム)
・LKA(レーン・キーピング・エイド)
・BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
・リアビューカメラ

「2020年までに新しいボルボ車での死者や重傷者をゼロに」という理念【ビジョン2020】を掲げているボルボは、常に安全性の向上に向けて邁進している。

「V40 Cross Country」の内部も最新技術の塊。Drive-Eパワートレーン搭載車で439万円というプライスは決して高いものではない。

(武者 良太)

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