まずこの「ONOO」は、ヨーロッパで活動するデザイナーのチャールズ・コックス氏が立ち上げたブランドで、彼の「自転車に乗る時にもっとかっこいい服が欲しい。さらに機能的な服が欲しい。」という想いが一着一着に込められている。

コックス氏の故郷であるドイツではエコの意識の高さから自転車を使う人が多いが、曇りや雨が多く冬は氷点下になるので、暖かさと機能性を備えた服が必要になる。

そんな背景から生まれたのが「ONOO」であり、肌寒い時期が長い日本でも多くの人が満足できるだろう。

ブランドのこだわりを一着で感じられるのがこのウールジャケット。

素材にはローデンと呼ばれる縮絨のウールを使用し、撥水加工が施されている。正面の胸ポケットにはイヤホンホルダーを備え、ファスナーを開けても風になびかないようにするベルトや、撥水のジップを採用。

また、脇には伸縮性のあるジャージー生地を使用し、背中には通気性を考慮して独自のキルティングが使われている。

さらに袖口は斜めにカッティングされており、自転車で前傾姿勢をとった際にちょうど良くフィットする角度になるというから驚きだ。

ひとつのアイテムだけで、ここまでこだわり抜かれているのはいかにもドイツらしい。

今年の秋から日本でも正式に発売が始まるので、是非一度手に取り質の良さを感じていただきたい。

（Lion-Maniacs）

＊自転車先進国ドイツが産んだサイクルウェアーブランド『ONOO（オノー)』今秋上陸　こんな自転車着が欲しかった、NOTスポーティーな機能性高級紳士服

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