今回ワールドプレミアされた新型マキシマは、昨年1月のデトロイトショーで披露された「スポーツセダン コンセプト(※オレンジボディの写真)」の市販版。
新型マキシマはコンセプトカー譲りの肉感的なボディに、「V-モーショングリル」や「ブーメラン・ランプ」、「フローティング・ルーフ」など、NISSAN新世代のデザイン言語が注入されている。
このデザイン言語は今後、セダンからクロスオーバーまで、様々なボディタイプのNISSAN車に採用されていく。
搭載する3.5リッターのV6エンジンは、その60%以上を最新パーツで再設計し、最高出力300ps/最大トルク353Nmを発揮する一方、燃費は従来モデルから約15%向上したという。トランスミッションは、専用スポーツチューンのCVTと組み合わされる。
注目すべきは、鍛え上げられたシャシー性能だ。NISSANのセダン初となる1.2GPa級高成形性・超ハイテン材を採用することで、従来モデルに対してボディのねじれ剛性を25%向上するとともに、約37kgのダイエットに成功している。
さらに前:ストラット式、後:マルチリンク式のサスペンションには、前:ツインチューブ、後:モノチューブのZFザックス製ショックアブソーバーが装着され、攻めた走りと快適な乗り心地を両立させる。
北米では今夏から販売がスタート。価格は32,410ドル(約385万円)~とアナウンスされた。
(zlatan)
写真:Nissan North America
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