ニューヨーク・オートショーで披露された「コンチネンタル・コンセプト」は、より快適な「ファーストクラスの旅」を実現するフルサイズセダン。近い将来の市販化を見据えて開発された。
エレガントな佇まいに力強いフロントマスク、これらは未来のリンカーンを示すデザイン言語でもある。「E-ラッチ」と呼ばれるドアハンドルも象徴的。
ベルトラインに沿ってデザインされた「E-ラッチ」は、ボタンタッチで静かに開閉する。また、レーザーアシスト付きのLEDマトリクス・ヘッドライトも搭載されている。
インテリアは、中央を大型コンソールで仕切った贅沢な4人乗り仕様。前席シートバックのファスナー付き収納スペースからタブレット端末を取り出し、コンソールに備わるトレイで使うことが想定されている。
使用された素材も当然ながら一級品ばかり。最高級のベネチアンレザーやアルカンターラを惜しみなく奢り、横長ヘッドレストが寛ぎ感を誘うシートもそれらのコンビ素材とされた。足元にはムートンのカーペットが敷かれる。
パワートレーンは、リンカーン専用に新開発された3.0リッターV6ターボの「エコブースト」を搭載し、「リンカーン・ドライブ・コントロール」と呼ばれる可変式サスペンションなども備え、快適な移動時間を提供する。
日本では現在、SUVの「ナビゲーター」と「MKX」のみを正規展開しているリンカーンだが、「コンチネンタル・コンセプト」が市販化された折には、日本導入を希望する声が大きくなりそうだ。
(zlatan)
写真:フォード・ジャパン・リミテッド
【関連記事】
キャデラック「謎の新型車」──その正体がついに明らかに
いつかは手に入れたいハイエンドSUV・5選
BMW3シリーズに140台限定の「ラグジュアリー・ラウンジ」が登場!
- 1
- 2