「BMW ドライビング・エクスペリエンス」は、ドイツでは1977年に、日本では1989年から始まった安全運転講習のパイオニア的な存在。日本ではこれまでに、延べ500コース以上が開催され、1万3,000人以上が受講している。
プログラムの主体は、いざという時には実践しなければならない「急ハンドル」や「急ブレーキ」などの操作を実際に行い、「その体験を通じて、危険を回避する方法を知る」というもの。
昨今の自動ブレーキやトラクション・コントロール、レーン・キープ・アシストなど、クルマの安全技術の普及や充実ぶりは実に喜ばしいが、それらはあくまでも緊急時のサポートあるいは縁の下の力持ちであって、運転の主役が「人」であることは変わらない。
ステアリングを握る人ならば常に自身のドライビングを謙虚に見直し、さらには磨き続けることで、事故を未然に防ぐとともに、より円滑な交通の流れをリードする意識が欲しいところ。
加えて2015年のプログラムでは、「一滴のガソリンも無駄にすることなくダイナミックな走りを楽しむ」秘訣やテクニックをレクチャーしてくれるという。ベテランドライバーでも、目からウロコの内容が盛り込まれているはずだ。
トレーニング車両は、クリーンディーゼルエンジンを搭載した「320d」や話題のFFミニバン「218i アクティブツアラー」などが用意される。
「BMW ドライビング・エクスペリエンス」の申込みなどは、専用ウェブサイトから。受付は4月13日(月)の正午12時からスタートする。
(zlatan)
写真:BMWジャパン
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