発表の舞台となったのは、ロンドンのカナリー・ワーフにある埠頭。映画『007』や『インディ・ジョーンズ』などでも活躍した熟練スタントマンがドライバーを務め、水上に張られた直径34mmの2本のワイヤー上を240mにわたって走行した。
スケールの大きなこのパフォーマンスは、新型XFの“軽さ”をアピールするために実施されたもの。
アルミニウムへの知見と実績に秀でたジャガーは今回、新型XFのボディの約75%をアルミニウム製とし、現行モデルから最大190kgのダイエットに成功しながら、ねじり剛性を最大28%も向上させている。
効率に優れる最新の「INGENIUM(インジニウム)」エンジンは、2リッターディーゼル(163ps/380Nm)から3リッターV6ガソリン・スーパーチャージャー(380ps/450Nm)、さらには3リッターV6ディーゼル・ツインターボ(300ps/700Nm)まで幅広いラインナップを用意する。トランスミッションは8速ATもしくは6速MTが組み合わされる。
2.0リッターディーゼルに6速MTを組み合わせた場合、ミッドサイズのプレミアムセダンの中で、もっとも軽量かつ効率のいいモデルになるという(ディーゼルハイブリッドを除く)。
ジャガーは今夏、「XF」の下に位置する新型プレミアムセダン「XE」を日本に導入するが、そのXEにもディーゼル仕様を設定。BMWやメルセデスが先行する日本のディーゼル市場に、英国伝統のラグジュアリーブランドがいよいよ本格参入する。
(zlatan)
写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
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