コラボの題材となったのは、ランドローバーが生産している本格SUV「ディフェンダー」。無骨な佇まいや卓越した走破性が魅力のトラディショナルなモデルだ。
そのモデルにポール・スミスが魔法をかけることによって、見ているだけでウキウキするような、チャーミングな一台が誕生した。
ポール・スミス氏自身、今までに何台かのディフェンダーを乗り継いでいて、イタリアにある自宅にもディフェンダーが置いてあるという。制作プロジェクトにはもちろん本人も加わり、ランドローバーの特殊車両部門とともに世界に一台の「ワンオフモデル」として作り上げた。
外装パネルに使用された色は、実に27種類。モチーフとなったのは、英国の田園風景と軍用車仕様のディフェンダーだといい、27色のカラーを各所に散りばめることで、ポール・スミスらしいお洒落感を演出している。まるでルーフに止まっているかのように手書きの「蜂」を描くなど、遊び心も満載だ。
内装の仕上げはお手のもの。レザーとファブリックを組み合わせたシートは、巧みな色使いによってポップ感が加わり、ポール・スミスのロゴをあしらったアナログ時計など、ディテールにもこだわりを見せる。
このモデルが販売されるか否かは明らかになっていないが、もし販売されればプレミアが付くことは間違いないだろう。
(zlatan)
写真:ジャガー・ランドローバー
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