世界で人気の観光地、アジア1位!「シェムリアップ」の魅力

■地上からも上空からも楽しめるアンコールワット

アンコールワットの夕日

おそらく、ほとんどの人が一度は聞いたことがあるであろう「アンコールワット」。死ぬまでに一度は訪れてみたい場所だ。

カンボジア北西部のシェムリアップ州に位置する世界遺産であるアンコール遺跡群の1つである。12世紀に30年以上の月日をかけて建てられた寺院は荘厳な雰囲気をまとっている。特に、日暮れ時の寺院と夕日が水面に反射する風景はまさに絶景だ。

上空からみたアンコールワット

空中から撮影されたアンコールワット遺跡。周囲には他の遺跡が点在しており、森林や川など自然の中に存在している。

ヘリコプターツアーも催行されており、上空から眺めることもできる。四方を濠で囲まれた敷地内に建てられているアンコールワットを一望することができ、地上とはまた違った景色を味わえる。

アンコールワットと僧侶

アンコール遺跡と遺跡を眺める僧侶。数百年もの歴史をもつこの遺跡には、多くの参拝客や僧侶達が祈りを捧げる神聖な場所である。カンボジアの国民の約90%以上が仏教徒であり、アンコールワットだけでなく、遺跡群の中の寺院はいつも多くの僧侶が訪れている。

 

■水上家屋や住居用の屋形船が集まるトンレサップ湖

トンレサップ湖

シェムリアップの南部に位置するトンレサップ湖。この湖は東南アジア最大の湖として知られている。湖の面積は2,700平方kmほどで、その大きさは日本の琵琶湖の約4倍にも及ぶ。

水上家屋や住居用の船が密集しており、地元の人々は今でもそこで生活を営んでいる。

水上マーケット

水上で生活している人々にとって必要不可欠なのが、船である。移動手段として利用するだけでなく、住居や物を売買する店としての機能も果たしている。トンレサップ湖では約100万人以上の水上生活者がおり、世界でも最大規模である。

 

■木々と遺跡が同化するタプローム遺跡

タプローム遺跡

アンコール遺跡群の遺跡の中の一つ。写真からも見てわかるように、遺跡と木々が一体化したような景色となっている。これはガジュマルという木々が長い年月をかけて遺跡を侵食していることで起きている状態だ。

この浸食に関しては遺跡の保護の問題で議論が行われている。なお、この場所は女優アンジェリーナ・ジョリーが主演の映画「トゥーム・レイダー」のロケ地として使用されたこともある。

以上、シェムリアップの見どころを紹介してきたが、これらはほんの一部である。今年のゴールデンウイークはシェムリアップで遺跡や自然に触れ、心をリフレッシュしてみてどうだろうか。

(編集部)

【関連記事】
全身で地球を感じる。世界にある「絶景パワースポット」5選
CGじゃないの!? カムチャツカ半島の景色が凄過ぎる…
ここでしか見られない絶景! 富山県の観光地ランキングTOP10